寒くなると燃費が悪くなるプリウス君。そう、暖房のためにはエンジンを暖め、冷却水を暖め、ようやく温風が出るという旧来の方式なのです。
日産のEV車は、最初の改良でヒーターの熱源を車専用に開発したヒートポンプを採用しましたよ。これの効率や初期不良が平気なら、高級PHV車やEV系はみなこれを載せていくんだろうな。
うらやましいなんて思わないモン。ハイブリッドなりに、プリウスの現状なら今ので正解なんだもん。と、自分に言い聞かせながら、PHV車も暖房のためにエンジンかかるんだろうなぁと、まだまだな部分があると思うんです。
で、プリウスを買って、寒くなってすぐ思ったのは、冷却が過ぎている、てこと。
むかーし、むかし。自分が免許を取る以前の、パワステなんか無い時代の自家用車には、冬になるとラジエターにカバーを付けたり、カーテンみたいなの付けたりっていう専用部品があったですよ。いや、らしいですよ?
プリウスにもシャッターみたいなの付ければいいじゃん。と思っていたら、自動車ライターの国光さんがベストカーのコラムで同様のこと書いてらして、そうじゃろー、もっと言ってくれーって(^_^;)
でも、コストとか、故障率とか考えたら恐い部品ではあります。
ゴールデンウィークに、朝、標高1700mくらいだと10℃切りますよ。で、そこから下って諏訪湖みたいな盆地で昼間遊んで、天気良くてーなんていったらそりゃもう20℃オーバーですよ。
そんなとき、なにかの不具合でラジエターのシャッターが動かなかったとしたら……、そのまま高速乗って長野へ抜ける山坂道80km/hで走ったとしたら、オーバーヒートするかもですよ。
個人的にやるにしても、冷却水の温度が見えなければ恐いです。最初の年はそんなわけで、水温低下防止策を打てませんでした。
そんなこんなで3年目。様々な工夫をされてきた方々からの正解が世に知れ渡ってきましたよ。
廊下とか家具とかの90度な角っこに貼り付けるラバーをラジエターグリルにぎゅっと差し込むだけ。という安価で目立たない方法が確立されていました。
IMG_20140127_225838.jpg posted by
(C)miduho ナンバー下のグリルに入れてみましたよ。黒だとあんまり目立たないでしょ。しかも90cm幅を無加工でぎゅって。ホント簡単☆
固定もしてないです。ホントぎゅって。グリルに縦のサンがあり、これ以上は奥に行かないようになっているんです。Lサイズを買ったのでひとつ700円くらい下のかなー、それを2本と、Mサイズを一本。Mサイズだけでもいけそうな気がするけど、それだと下の二段はゆるいからなにか固定しなくちゃかなー。
さらに、水温を見るための機器も低価格化。私が揃えたのはこれ
多くのカスタマーレビューもあり、安心して買うことが出来ましたよ。
ODB2ってのは、プリウスだけでなく、多くの車に付いている端子です。ハンドルの下あたりにたいていありますよ、カーナビとかもここから情報もらっているですよ。
その情報を受けるためにBookOffで買ったのがコレ。
http://www.au.kddi.com/mobile/product/archive/smartphone/dp/a01/ auの中古ケータイ。いわゆる白ロムってやつです。
auと回線契約はせず、Wi-Fi環境下だけで使えるという情報を知った上で、1980円で買いましたよ。
ようは、Bluetoothが付いていて、ついでにGPSも付いてる、そんなAndroid機ならなんでも良いんです。
このA01には加速度センサや地磁気センサなども付いていて、けっこう遊べます(^_^;)
IMG_20140127_225348.jpg posted by
(C)miduho で、このようなアプリをGooglePlayからダウンロード。写真のように、無償版には下に広告が付くんですけど、3G契約してないので、家の駐車場で電源を入れた時だけ広告が出ています(^_^;) 有償版も 400円ちょっととそんなに高くない。
IMG_20140127_225601.jpg posted by
(C)miduho ※が付いているところが、情報を読み取れているもの、になるようです。
知りたいのは水温だけですが、この際タコメーターやらなにやらを表示してみましたよ。
表示は色々変えられて、サイズも3つ、アナログメーター、グラフ、数値と並べる位置も調整できます。
IMG_20140127_225505.jpg posted by
(C)miduho有償版はコレ
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.prowl.torque&hl=ja無償版はコレ
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.prowl.torquefree&hl=ja こちらのレビューにも、人柱先輩がたくさんおられていて、安心です(^_^;)
そんなこんなで、外気温は車の温度計で見られるので、それと対比しつつ、使い方でどのくらいの水温を維持しようとするのか、観察してみようかなと思っています。
人柱先輩方の話によれば、プリウス30系も他車と変わらず、80度を維持しようと冷却ファンが動くんだそうな。
下のグリル3段ふさぎ、今のところ外気温10度くらいの坂道が多い街中をゴーストップ繰り返して、水温70度。
ここから暖房使うと、どんどん水温が下がるー(^_^;)
一時は45度とかになって、暖気のためエンジンが動くほどでしたが、車内が暖まってきたところで60度キープくらいでした。
1万円しない出費で、どこまで燃費を稼いで元が取れるかなーとか考えちゃ負けですが、距離を多く乗る、通勤に使うような方はぜひ、色々ググってみて〜〜☆